何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

あの頃に置き忘れたもの。


春正。いや、春がココを出ていった。

私は10分前起きて部屋から出て1階に降りようとした。

でも、そんな時話し声が聞こえた。


『俺は花を殺したかったんだ。』

ドックン。

前にも公園で言われた。

あの時はやっぱりって思った。

だって私の事をすごく殺したいって目で訴えかけてた。

それはすぐ分かった。

最初に会ったあの日から。

その時は、懐かしいとも思ったの。なぜ懐かしいと思ったのか自分でも分からない。

でも、懐かしいって私の体が本能的に叫んでいる。

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