俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
「君達から見たら、34歳の俺はオッサンだ。10歳も違うのか~」若干ショックを受ける颯太。

「凄くお若く見えますね」と愛莉。

「慰めてくれてありがとう。君達がしっかりし過ぎてるんだよな」

「私は全然です。こうして運良く雇ってもらいましたが、この前まで派遣で働いてたんです」

「でも、愛莉はしっかり弟くんを養ってるじゃないか」

「俺から見たら、3人共その若さでしっかりしてるさ」

「あの。お子さんは何歳なんですか?」

「うちは、3歳と生まれたばかりの子と女の子ふたりなんだ」

「可愛いでしょうね」

「もう、めちゃめちゃ可愛い。親バカって言われてもいいって宣言してるんだ」

「いいパパですね」

「愛莉、俺はいっぱい子供が欲しい」
突然宣言する友哉。

「え?ふたりはもう結婚するの?」

「俺はいつでもいいんですが、再会したのも愛莉に気持ちを伝えたのも昨日の事なので、あとは愛莉の気持ち待ちです」

「プッこんな必死な友哉くん、初めて見た」

「もう、そんな急展開になってるの?」
彰も驚いている。

「結婚する時は盛大にお祝いさせてくれな」と颯太に言われ、喜ぶ友哉と赤面する愛莉。

颯太と彰は、ふたりの様子を見てそう遠くはないと感じるのだった。

友哉の周りから固めていく作戦は、女の邪魔が入るという誤算はあったが、それ以外は全て順調に進んでいると言えた。


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