君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――

第二章 あの日と雨

―――あれから、数か月-――
真紀は夏休みを挟み、クラリネットを吹かなくなってしまった。不採用になったのが、とても悔しくて、初めて会った人の家に言ってしまい、そのままセックスしてしまった彼女は音楽大学を不採用に川中誠人の部屋のベッドで寝ていた。最初に会った人に、裸を披露してしまっては行けない。母親からそう教わっていた筈なのに。いつか見た、正夢のように見やっていた――――。
男の香水がプンプンしており、あそこに付けたがる、男性達が今、何処にいてもおかしくない。そういう人々に、気を付けなくてはいけない。クラリネット奏者として、匂いの強い物は付けてはいけない。病院でも付けては行けない。医療の匂いと病気の匂いが、混ざってしまうからでもある。
真紀は男性と共におり、色々な小説を書く上でも、密封された部屋にいないと、上手い事が書けない。音楽もそうだ。他の音が交じると、他の音が響いてしまい、本来のクラリネットの音が聞こえない時がある。両親と兄貴は心配しており、三人の名前は、武田大樹、雅子、清二と言うーーー。
更に、真紀と言う女性がおり、彼女は家でゴロゴロしていた。更に、一人の男性と出会う事になる。その男性はイケメンであり、男性物の普通の香水を付ける事にしていたようだ。音大を立派に卒業したくて、優秀じゃなくても上手になって、有名な音楽を世の中に知らしめたかった。有名な音楽と言えば、音楽と一緒に歌ったり、合奏したりする事である。クラリネットを辞めようと思ったり、売ってしまおうかとも思っている時もあった。だけど、時々、吹いてみる事も必要でもあり、楽しい音楽祭を披露したい。そう思っていた。真紀は一人の男性に出会い、彼は寂しそうな顔をしていた。何故、そんな顔をしているのか?―――分からない。だけど、彼は真紀に一言だけ言って来た。彼の名前は分からないが、『お前は・・・綺麗な奴だな・・・羨ましい。』と言った。
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