幼なじみと恋愛講座をご一緒に。

ゆっくりとクッションを外してやっと目が合う。

……
「…言ってる意味…分かるよ……。」

いやいやいや~
これは、分かってないやつじゃん……
それに俺が欲しい言葉はそれじゃない。


逃げんなよ。花乃?
求めていた答えと違う。
お仕置きは鎖骨の下に強めのキスをする。

「わあ?なっにっ!いっ…いたいよ!!
 いっくん!!なにするの!?」
 
そりゃ痛いわな。
痕を残すようにきつくキスをしたからな。 
バタバタと足で抗議をするが、ホールドして動きを止める。
驚いたような顔でもう一度、抗議を受けるがスルーをする。

「だったら、ちゃんと答えて。」

「…うっ浮気しないってば!!」

その誓いも大事だけど今欲しいのはそれじゃない。
外れた場合はもう一度ーーーー。

「いったぁぁい!
 いっいっくんなんで!!
 ちゃんと答えたのにっ!!」

「俺が欲しい答えと違うから。
 もう一度聞くよ。
 花乃は誰のもの?」

顔を真っ赤にし膨れっ面の花乃。
さあ、答えろ。


「え?…いっくん、の、もの…だよ…」


やっと求めていた答えを花乃の口から出たので優しいキスで許す。

「っんっっ」

今日から可愛がり方も大事にする方法も変えると言ったの忘れるなよ?

< 27 / 81 >

この作品をシェア

pagetop