HONEYBEE(1)~アラフォードクターと一夜から始まる身代わり婚~
「上手ですね。本当のバーテンです」
「シェーカーなんてマジで振るの久しぶりだ」
隼也さんはフッと笑い、三角グラスの中に出来上がったカクテルを注いでいく。
「マンハッタンだ。飲めっ。瑞希」
「いただきます」
私はスツールに腰を下ろし、彼の作ったカクテルを飲む。
「お店と同じ味だ」
彼はカクテルを飲む私に背を向けて、ワインセラーから一本のワインボトルを持って来た。
バーのグラスラックに逆さづりにされたワイングラスを二個手にした。
「今度はワインで乾杯だ」
「うん」
「お前と二人で飲もうと思って買ったイタリア産のお高いヴィンテージ物のワインだ」
「隼也さん」
お姉ちゃんの身代わりの私を特別扱いする彼。
本当に愛されているんじゃないかと勘違いしてしまう。
でも、嬉しい・・・
「シェーカーなんてマジで振るの久しぶりだ」
隼也さんはフッと笑い、三角グラスの中に出来上がったカクテルを注いでいく。
「マンハッタンだ。飲めっ。瑞希」
「いただきます」
私はスツールに腰を下ろし、彼の作ったカクテルを飲む。
「お店と同じ味だ」
彼はカクテルを飲む私に背を向けて、ワインセラーから一本のワインボトルを持って来た。
バーのグラスラックに逆さづりにされたワイングラスを二個手にした。
「今度はワインで乾杯だ」
「うん」
「お前と二人で飲もうと思って買ったイタリア産のお高いヴィンテージ物のワインだ」
「隼也さん」
お姉ちゃんの身代わりの私を特別扱いする彼。
本当に愛されているんじゃないかと勘違いしてしまう。
でも、嬉しい・・・