魔法少女妖怪退治
「ねえねえ……」
「どうしたの?」
「座敷童子は大丈夫かな?」
「うん!座敷童子に付いていた紫のモヤも消えているから、大丈夫だと思うよ……。力を使い果たして寝ているだけだと思う!」



自分の身を顧みず、人間を助けてくれる妖怪もいるんだな……。


最初は古い着物が怖いと思っていたけと、今の座敷童子には愛らしさしかない。



「早く元気になってね……」


それだけ言い残すと、あやかの家を後にした。



それから、座敷童子がどうなったか?って。


あやかの家の守り神として、幸せそうに暮らしている__
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