天才か、狂人か。     ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~
第8話

前編



第8話

回想、半年前 夏




後輩マネちゃん 南淵サエ
*******************************************



《8―3をもって、
志学園高校の勝利となります!

互いの健闘を讃え合って、礼!!》


「「「ありがとうございました!!」」」
「「「ありがとうございました!!」」」



・・・!!!(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)


一塁側スタンドから祈り続けた最後の攻撃(ToT)


立浪先輩のホームランで1点は返したけど・・(ToT)負けちゃった・・(ToT)(ToT)


「・・ありがとうございました!!」
「「「ありがとうございました!!」」」


まだ入学してから・・
入部してから3ヶ月しか経ってないけど、

カッコ良すぎる3年生の先輩達。
気さくに話してくれる2年生の先輩達。

対戦相手の志学園高校さんの校歌斉唱が終わった後、

皆さんが涙ぐみながら私達のところまで小走りにやってきて・・・(ToT)


スタンドにいる吹奏楽部の皆さん、
2年マネージャーのミク先輩、アリサ先輩、

そして・・私達1年生部員に深々とお礼をしてくる。


だから・・私の涙腺も完全に壊れた(ToT)
















< 109 / 399 >

この作品をシェア

pagetop