雪月花


一度深呼吸をしてノックをした。

コンコン

大「どうぞ。」

久しぶりに聞くアイツの声。声を聞くだけで鳥肌が。

ガチャ

大「ハァハァ!!まさか本当に来てくれるとはなぁ〜。流石仲間思いの桃華だなぁ!!」

そう言いながらこちらに向かって来た。

気持ち悪いとかの感情を持ったらおしまい。

感情を殺さないと、この人を拒絶したら美緒の時みたいに何をするかわからないから。

するとアイツは私を抱きしめて来た。

臭い。どんだけ薬やってんだよ。

大「やっと!やっと!俺の物になった。これからよろしくね。桃華ちゃん。」

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