神、恋に落ちる
白羽「命さん…」
命「うん」
白羽「す…」
命「す?」
白羽「……/////」

命「す!?早く言って!
不安で、おかしくなる!」

直矢「あの、神!!
すんません!!俺━━━━━」
命「お前じゃねぇ!!!
俺は、白羽と話している。
いいか!
白羽は、俺の婚約者!!お前が気軽に話せる相手じゃない!」

一徹「命!!」
命「あ?」
一徹「もう、やめろ!せっかくのパーティーだろ?」
命「…………わかった」

そう言うと、命は天井を見上げて目を瞑った。
そして深呼吸をして、目を開けた。

命「ごめんね~白羽。
ちょっと嫉妬しちゃった!」
白羽「私こそ、ごめんなさい!つい、懐かしくて…」

それからは、楽しくパーティーが進んでいく。
相変わらず命は白羽を、一徹は由那を足の間に座らせ誰も寄せ付けない。

白羽「命さんと、一徹さんは酔わないんですね」
命「そうだね!酔いはあるけど、心地よくなる程度かな?一徹は、完全なザルだけど!」
白羽「へぇー、凄いですね!一徹さん」
命「えー俺は?」
白羽「え?」
命「一徹を褒めないで?白羽は俺だけを見てて?」
白羽「ご、ごめんなさい…」
命「それとも、俺だけしか見えないようにしようか?」

すると命はソファにそのまま白羽を押し倒した。
そして口唇をなぞっきた。
白羽「み、命さん…!?やめ…」
命「違うよ?“命さん、好き”
白羽はそれをいい続けなきゃ!
ほら、言って?」

白羽「命さん……好…き」
命「フフ…いい子だね…俺も好きだよ…
頭の中、俺だけにして?」
白羽「命さん…」


そして命と白羽、一徹と由那を遠くから見ながらホスト達は談笑していた。

ヒデ「白羽さんも、天使みたいな子ですね…」
秋声「まさに、天使!」
レイ「でも正直、見た目は“地味”だよ」
ヒデ「まぁ、由那さんと並ぶと余計に……」
ヤマト「でも…白羽さんみたいなタイプは、ヤバイぞ!!」
レイ「そうだね…男がほっとけなくなるタイプだね!」
ヤマト「神、大変だな!」
ヒデ「確かに…そうですね…」

ホスト1「でも“あの”神が、あんな表情(かお)するなんて……」
秋声「オーナーの時もかなりびっくりしたけど、それ以上だね。直矢、大丈夫だった?」

直矢「え?あ、はい……!」
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