クールなご主人様は溺愛中

文化祭

そしてやってきた文化祭当日。


「里奈ちゃん、呼び込み行こ!」


れんげちゃんに言われて、私たちは制服のまま行こうとした。


「あっ、2人とも待って!」


衣装係の子に呼び止められた。


「え、どうして......」


「今年ね、予算が余って2人の分のメイド服も用意できたの!
二人とも可愛いからどうしても着て欲しくて......」


衣装係さんのキラキラした目を見たら、嫌なんて言えない。


無抵抗でされるがままになっていた。


「よし、できた!」


見てみると、メイド服はいつも着ているのよりスカートの丈が短いし、胸元がかなりあいてる。


髪は、ポニーテールにされていた。


「2人とも、呼び込み、お願いね!」


れんげちゃんは、同じ衣装にツインテールだった。
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