エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】  ~続編更新中~

二人でキッチンに並んで修行させてもらった成果をこの時に見せなくてどうする!
と思いついてしまった私。

それから一人でフワフワと考えながらミヲ君が喜びそうなことを考えていた。


彼は和風が好きだから煮物を中心としたレシピを考えてきた。

さわらの照り焼きや肉じゃがとか作る予定。

簡単レシピで紹介されていたけど、恥ずかしながらこれが精いっぱいだ。

――――今度お料理教室でも通おうかな?

結婚して子供ができたらさすがに作らせるわけにはいかないだろうから。

――――――こ、子供!!?


このまま順調にいけばそういった未来は当たり前にある。

けど、やっぱり・・・。

だいぶ熱は冷めたとは言えミヲ君はまだまだイケメンの部類に入る。

若い営業部たちと張り合えるくらいだ。

そんな人と結婚するんだ私・・・・。

やっぱ自覚もてないな。

まるで雲の上で起ってる事みたいに実感が沸かない。
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