エリート極上男に堅物女で有名な私が何故か執着されています【完】 ~続編更新中~
「ごめんなさいね?本当は三波もここにいたらよかったんだけど—――」
「いえいえ、海外に行っているのは知っていましたから」
「本当にミナは勝手なんだから。お兄ちゃん?ちゃんと説教かまさなくていいの?」
「まあまあ、今回はたまたまでしょ。それでなくても兄貴をはじめ、俺もなぎも忙しいし、5人全員集合なんてムリだって」
「ちょっと!リヲ?私だって忙しいんだからね?」
「美湖、ミナに会えなくて寂しいのはわかったから。私らで我慢しなさい」
「べつに。寂しくなんてないもん。いつまでも子供あつかいしないでよ~」
うわぁ・・・トークに隙間がない。
テンポよく会話が進んでいくな。
渚沙さんが気を使って会話を振ってくれるけど、こたえてる間に美湖ちゃんが入ってきての繰り返し。
私は終始ニコニコしているだけの人となった。