月の果て

〜ソフィside〜王子と執事



また、あの人が夢の中に出てきたの。


そうして

あの人は、私に優しく微笑んで言うの─…


"アイシテル───…"



ソフィが目を覚ますとそれは見慣れたベッドの天井だった。



「ここ──…っ!!」

ソフィは、ガバッと勢いよく起き上がった。



何?私、昨日..逃げて─…




あれは…夢────…?



トントン
< 17 / 482 >

この作品をシェア

pagetop