法具倉庫での一件のあと、他の七不思議が確認できそうな夜の時間までは少し時間があるので、また、夜に再集合ということになり、束の間の自由時間ができた。

そらは、朝行ったマンドレイクの温室へと向かった。

「入るねー」

一応声をかけて中に入る。すると、ユエが姿を現した。

「またあんた?なによ、水なら足りてるわよ?」

ふん、とそっけなく顔を背けるユエに、そらはネックレスをはずして手に取った。

「ね、シーク。ユエの知り合いなんでしょう?本に戻って、ユエと話とかしなくていいの?」

そらが言うと、シークは少しためらいがちに言った。

「悪いがそら。少しだけ、席をはずしてくれないか?」

「それじゃ、30分後に、またくるね」

久しぶりの再会で、積もる話もあるのだろうと思い、わかった、と短く言って、温室を後にした。


さて、何しよっかな?


校庭をぽてぽてと歩く。日が傾き、空が紅く染まる。顔をぐいっと上まであげてみると、すでにいくつかの星と月が見えていた。

「きれーだなー」

きょろきょろとあたりを見回してみる。

「げっ」

また、みやを発見してしまった。そらは気づかれないうちに、そっとその場を立ち去ろうとした。

「あら、こんなところで何してるのかしら?」

後ろから声をかけられる。観念して、そらはみやの方を向いた。

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