ほどよい愛



翌朝、ほとんど眠っていない私と恭汰だけど、体のだるさはともかく気持ちは晴れやかで温かくて、それは目が合う度に重ねる唇から溢れている。

出勤する前に、市橋の家に電話をかけた。
晩に恭汰と二人で結婚を決めた事を話すために行くと告げると、市橋のおじさん、詩織さんはとても喜んでくれた。

ずっと市橋家に泊まっている透とも話したけれど、何だか無愛想であまり会話は続かなかった。

< 266 / 302 >

この作品をシェア

pagetop