◇禁断恋愛◆
第五章
もう、今しかない


その笑顔曇らせても・・・・・・・・・


「日菜・・・もうやめよう」


俺はそう言って日菜を見つめた


『えっ??』


日菜は何が何だかわからないというような顔をする


「俺・・・もう、日菜を好きでいられない」


『え・・・聖夜・・・な、なんで?』


日菜の笑顔が消えた


今にも泣き出しそうな顔に変わる


「もう・・・好きじゃない」


はっきりとそう言った


ごめんな・・・日菜・・・・


こんな、いきなりで・・・こんな、勝手でごめんな


『ゃ・・・やだよ!なんで・・・』


「ごめん、日菜・・・・ごめんな」


そう言うと日菜は泣き出した


『やだよぉ・・・っ・・・聖夜ぁ・・・』


日菜は泣き崩れた
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