「えっと、改めて藤堂平助です。 一応、副長助勤です」


近藤の部屋から移動してやって来たのは、副長助勤の内、永倉、原田、藤堂、沖田、井上に与えられた一室。


矢央の部屋をどうしようか話し合いをしている時、矢央自ら提案した。


『寝泊まりさせてもらえるんですから、何処でも構いませよ。それこそ、豚小屋でも…え? 豚小屋なんてない? だったら………』



この経緯で何故か彼らと同室になった。


他にも部屋はあるが、あの場にいたこのメンバーとの方が何かと安全だろうし見張りの意図も配慮されての決定である。


そして今は、物珍しく八畳程の部屋をキョロキョロ見回す矢央に藤堂が自己紹介をしていたところだった。



こんな狭い所で寝泊まりしていたのか。
正に共同生活。



「……あのさ、僕の話し聞いてくれてるかな?」

「…………全然」

「ヒドッ! ねぇ、左之さん、こいつ見た目に似合わず性悪だって!」




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