王様ゲーム

きみという存在




「楓真がいえに、きてね、そっそれで。」

「されちゃったんだ、キス♪」

雛さん雛さん
勘良すぎるよ神だよ。

「もーなんでわかんの〜?」

照れ臭そうにでも
ちょっとひね気味に。

「頬。頬あかーく染まってたからだよ♪」



あたしは想わず頬に
両手を伸ばして
鏡を覗いた。



「あ、あはは〜。」


流すしかないよね?
< 7 / 13 >

この作品をシェア

pagetop