ドライヴ~飴色の写真~
「……なんだ、これは」
篠さんが、中の写真達を取り出し、不思議そうにそれらを見つめた。
「オレにくれるのか?」
………。
篠さんと5秒位、目が合った。
「……え、なんですか。バカなんですか?」
私は改めて冷やかな目で、篠さんを見た。
おかげで、少し落ち着いたような錯覚に陥る。
「違うのなら、コレは《なぎさんがもらったのか》」
篠さんが封筒の表面を確認する。
「……住所が書いてないな。直接ポストに入れたのか」
そう言って、顎に右手を添え、どうやら何かを考えているようだ。
篠さんが、中の写真達を取り出し、不思議そうにそれらを見つめた。
「オレにくれるのか?」
………。
篠さんと5秒位、目が合った。
「……え、なんですか。バカなんですか?」
私は改めて冷やかな目で、篠さんを見た。
おかげで、少し落ち着いたような錯覚に陥る。
「違うのなら、コレは《なぎさんがもらったのか》」
篠さんが封筒の表面を確認する。
「……住所が書いてないな。直接ポストに入れたのか」
そう言って、顎に右手を添え、どうやら何かを考えているようだ。