ぼくたちのケータイ小説の作り方
3.29 タイトルのつけ方

野いちごの他の方のタイトルを見ていると、やはり作品の傾向でしょうか、「恋」にまつわる言葉が多いですね。


恋する二人の状況を表したタイトル、もしくは彼氏彼女の属性(職業や性格)を表した言葉をつける。あと「年上」「年下」といった年齢差を書くパターンも多いですね。


もしくは見た目や音のリズムがきれいな言葉をつける。「スウィート○○」や「ラブ○○」といった感じ。あと「涙」も多いですね。


これらはいわば「王道」ですね。あなたがまだケータイ小説を書き始めたばかりの初心者だったり、一般的なわかりやすさを強調したければこれらの言葉を使ってタイトルをつけると、ある程度かたちになったタイトルができあがるとおもいます。


上級者であれば、さらにあえてこれらをはずして、見た人に『?』という気持ちにさせて引きつける、というテクニックもあります。この場合、内容もそれに見合ったものが必要になるでしょう。


とにかくタイトルというのはその作品の一番のウリであり広告塔なわけですから、よく考えてつけましょう。
いいタイトルがつけられたとき、きっとそこからその作品の息吹が感じられるはずです。


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