PM1:00


信州に到着。


「なかなかいい場所だな。この辺りに建てるならマンションじゃなく一戸建てだな」


普段いる雑踏や車の排気ガスが混じる場所とは違い、

緑で溢れている澄んだ空気を目一杯吸い込みながら聖が呟いた。


私は頷きもせず、首も振らず、ただその光景を眺めるだけだ。


実際不動産のことについて知識はない。

いや、それなりに学んでいるため他の人より知識はあるのだが、プロである聖に口出しはしない。


しかし不動産以外については別だ。


この作品のキーワード
腹黒    温もり  感情の変化  許婚  番外編  短編  秘書  日常  心境