あれから……―――――――


薬を飲み、深く眠りについた。

自分の胸に走った痛みの原因について考えていたが、結局答えは見つからなかった。



しかも考えれば考える程に胸の痛みはおさまらず、酷くなる一方だった。

まる二日寝ていると色んなことを考えてしまう。




「っ…いたっ……」


長時間横になった重い体を起こすと、目の前がチカチカとして頭痛がする。

頭を押さえながら時計を見てみると、もう夕方の時間帯だった。

厚い雲が広がっており、夕方の鮮やかな太陽は隠れている。

外は風が強いらしく、窓がガタガタと揺れる。




―――――ビクッ


遠くの方でゴロゴロと今にも雷が落ちそうな天候に、ぶるりと身を震わせる。

いつの日か、ディランと洞窟ですごした夜の事を思ってシーツをギュッと握りしめる。