――僕の妃になってほしい



何を言っているのだろうこの人は…




「僕と結婚して欲しいんだ」

「お断りいたします」


やはり聞き間違いではなかったラルフの言葉に間髪入れずに答えた。




「いくら僕でも即答は傷つくな…」


胸に手を当ててさも傷ついたような素振りを見せるラルフ。

笑顔で言いながら説得力がないその姿を見て眉をしかめる。

それを察したラルフは胸に当てた手を降ろし、今度は真面目な口調で話し始める。



「もちろん未来永劫とまでは言わない」