【完】トリプルスレット
3試合目 駆け引き上手
「ココちゃんいたあ!!もうっ!探したんだよお」
愛都が体育館に入るなり叫び、私に抱きつく。
「ごめん」
「朝練するなら言ってよお。付き合ったのに」
愛都はブウっと唇を尖らせた。
「いや、これは私の問題だし。わざわざ愛都を付き合わせることもないかなと思って」
「だめ!俺とココちゃんは一心同体なんだからっ!」
か、可愛い!
私の頬が一気に緩んだ。
その時体育館にもう一人入ってきた。
「心空!おはよう」
友梨がニコニコ微笑みながら、私に駆け寄ってくる。
「おはよう」
「何!?朝練?めっちゃやる気じゃん!嬉しいぞお」
友梨はそう言って、私の背中をポンポンと叩いた。
愛都が体育館に入るなり叫び、私に抱きつく。
「ごめん」
「朝練するなら言ってよお。付き合ったのに」
愛都はブウっと唇を尖らせた。
「いや、これは私の問題だし。わざわざ愛都を付き合わせることもないかなと思って」
「だめ!俺とココちゃんは一心同体なんだからっ!」
か、可愛い!
私の頬が一気に緩んだ。
その時体育館にもう一人入ってきた。
「心空!おはよう」
友梨がニコニコ微笑みながら、私に駆け寄ってくる。
「おはよう」
「何!?朝練?めっちゃやる気じゃん!嬉しいぞお」
友梨はそう言って、私の背中をポンポンと叩いた。