甘い声で囁いて

オタク少女の救世主





「高坂さん、約束覚えてるよね?」




次の日の朝。


学校に着いてすぐ、上機嫌な顔であたしのところにやってきた岩城先輩。



というか・・




「約束ってなんだったっけ?」




隣にいる美羽ちゃんにこそっと質問すると



「バカ!好きな人を見せるってやつよ」




すぐに美羽ちゃんから答えが返って来た。


あーなるほど、そういえばそんな約束を・・・ってぇ!!


えぇ!!

< 55 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop