あたしには明るすぎる

ネオンライト・・・。





ガヤガヤと騒がしい

いつもと変わらない

街なみ・・・。




そんな中 偶然見つけた

一束の花。



小さい花屋さんに

ポツリと寂しそうに

残っていた。



――――ズキン




どうしようもなく

胸が痛む・・・。




「玲央…」



いとしい人の名前を

言った瞬間

あたしの時が止まる



4年もの月日がたちました。




今 あなたは何してる?


あたしのこと覚えてる?




「玲央・・・・

 玲央・・玲央・・・

 アイタイ・・ョ」




思えば思うほど

遠く感じる


何でだろう?




4年前まで



あんなに近い存在だったのに・・。





かなうことのないあたしの願い

それでも願い続ける

アタシ・・。



神様 あなたは意地悪です。



どうして?




どうして?離れ離れにしちゃったの?

アタシが欲張りになったから?



忘れたくても

忘れられない キオク

ゆっくりと浮かぶ



見上げた空はあの日と



同じ雪だった


あなたがいたから


頑張れた



あなたがいなかったら


きっとくじけてた



あなただったから




スキになれたの