ナンパ男との恋 1巻
第二十四章 予想外に・・・
「・・・で?
これから どうすんの?」

「どうすんのって・・・・
どうしようか・・・な。
とりあえず、誤解をといて・・・
浮気したのか 聞いて・・」

「浮気したって言ったら
どうすんの?
別れるの?」

「別れ・・・たくないけど
もしかしたら・・・
分かんないけど・・・」

「ふぅん?俺も一緒に行ってあげなくていい?」

「秀忠くんが一緒に行ったら
誤解とくどころか
ますます こじれそうだから
遠慮しとく・・・」

「あーあ、せっかく
ぶち壊してあげようと思ってたのになぁ・・・」

「なっ・・・!?」

「嘘だって!
俺が そんな事するわけないじゃん?」

「秀忠君の行動は
予想不可能だから
ないとも言い切れないような・・・」

「あははは、俺は
いい方向に進むように
一応 協力してあげてるつもりなんだけどなぁ・・・
兄貴でも たぶん
俺と似たような事するはずだし」

「そういえば・・・・
亮くんも 何だかんだと からかうけど
結局は 協力してくれてた気がする・・・
輝樹の働いてる所 見せに連れて行ってくれたし・・・」

「でしょ?あー、春菜ちゃんが来てるって知ったら
兄貴 めちゃめちゃ悔しがるだろうな~」

「どっか行ってるの?」

「たしか 今夜は
友達と 飲みに行くって言ってたから
帰ってくるのは
明日の夜かなぁ?」

「そっかぁ・・・残念・・」

久しぶりに会いたかったけど
帰って、明日
輝樹に言う事を考えておかなくちゃ・・・

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