ナンパ男との恋 1巻
って、納得してる場合じゃないし。

「そういう問題じゃないじゃん!
私まで 誤解されてるんだよ?」

「誤解じゃないじゃん?
キスしたし?」

「う・・・そうだけど・・」

「っていうか、どうせ
春菜ちゃんの性格だと
久保先輩に 本当は誰といるとか
聞かないでしょ?
で、自分で悩んで 気持ちを押し殺して~、そのうち爆発?あははは」

当たってるから
反論できない・・・

「我慢して 大爆発するよりも
気になった時に こうして
ケンカしてもいいから
聞いた方がいいよ。」

「私だって・・・
聞きたいけど・・・
ショックうけんの
嫌なんだもん」

「不安抱えたままでも
少しずつ傷ついていってるんだけどね。
じわじわとくる傷か、
一気にくる傷かって事でしょ?」

本当・・・
この人は 
驚くくらい、
私の心の中を見透かしてる。


いっその事

カウンセラーになれば
きっといい先生になると思うんだけど・・・




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