教育実習日誌〜先生と生徒の間〜
一週目・実習三日目

実習生の疑問


【菫の実習日誌】


『黄金の三日間』最終日の今日までに、何とか1年3組全員の顔と名前が憶えられた!


うん、私ってやればできるのよね!


出席を取って、連絡事項を伝える。


先生が後ろで見守ってくれているから、大丈夫。


今日は、私が研究授業をする予定の2年生のクラスを中心に参観させていただくことに。


単元は『山月記』で、ちょうど盛り上がる場面を授業公開できるように、竹森先生は配慮してくださっているみたい。


指導案の書き方もきっちり習って、その単元の計画も頭に叩き込まなくちゃ。


へえ、小学校とはまた、指導案の書き方がちょっと違うんだ。


小学校は、児童への支援をどうするかっていうことが中心の指導案が多いけれど、高校はどう指導するかっていうのが中心なのかな?


ホント、勉強になるな~。


ちなみに、1年生も2クラスだけ授業に行くの。


やっぱり、HRの指導と教科指導は一緒の方がいいから、という配慮みたい。


松本先生と竹森先生、二人で色々相談して、私をがっちりサポートしてくれているのがありがたい。

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