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漆黒の、暗闇の中にいる。




「鈴……。」


背後から、懐かしい声で私を呼ぶ声を聞いて、私は後ろを振り向く。




そこにいたのは、

茶髪でボブの少女。




『ーー…麗。』


私の唯一無二の親友だった。




「鈴…。最近、楽しそうね。」


『え?』



「友達も…、出来たみたいだし。」



友達って………龍たちのこと?


違う。



『違う。あいつらは、ただの知り合いだよ。』


「いつも、一緒にいるのに?いつも、一緒に笑っているのに?
………それって、もう友達でしょ?」



麗が、あまりにも悲しそうな顔でそう言うものだから……身動きがとれない。




「約束、したのに…。」



ーーー…私以外の友達を作らない、って……。


麗はそう言って、涙を流した。




『ちが……っ!麗、違う!』



麗の腕を掴もうとしても、麗は漆黒の闇に包まれ見えなくなっていく。





『麗っ!……麗!』





――
―――
――――…




『麗っ!』



私は布団をはねのけて、飛び起きる。



夢……か。





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