狂暴わんこのひとり占め。
ゴ主人、彼女ニナリマシタ。

▽客人です。















「…―――に゛ゃ!!?」


「『にゃ』って(笑)」


「あんた……またかっっ!!」


デ…デジャヴ?

びっくりした…

また、目の前に灯夜の顔があったから。


「またやっちゃった〜♪だって紗希の寝顔がかわいーんだもん」


「意味分かんないから!」


「ちゅーしていい?」


「会話しろ会話!!あとダメ!」


ダメと言ってもキスしようと迫ってくる灯夜。

必死に私は灯夜の体を押す。


上半身を起こしたままの状態で、壁に追いやられている。


「ダメとか言われると余計したくなるじゃん?俺の女なんだから言うこと聞きなよ。」


「あんたの女になった覚えは無い!!」


「紗希に拒否権ないし。」


「な゛っ……」



出たよ俺様!!




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