お姫様の苦悩
蜜姫さんと、水族館に行ってから気まずくなりそれに加わって隣に住んでながらも鉢合わせる事のない日々が続いた。





デートと言えるかわからないが、2人で出掛けれる事に完璧に舞い上がってしまった俺は真剣に告白した。





今までも真剣だったが、その時は心にある想いをありのまま伝えた。





それがいけなかったのか、蜜姫さんはずっと曇った表情のままだった。





告白をなしにしてもらいたくない、返事は今すぐじゃなくていいし、友達からでもよかった。





ただ、いつかは俺を見て欲しい、好きになって欲しかった。





仕事中も頭の中には蜜姫さんがいて、仕事にならない日々。





考えれば考えるほど悪い方へと行ってしまい、もうダメだと弱気になっていた時だった。





高校時代からの友達が結婚すると電話をもらい、みんなで集まる事になった。





それが昨日で、弱気になった気持ちを吹っ飛ばそうと気分転換になるだろうと俺も参加した。




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