明日も、キミに恋をする。
まるで、大輔くんに包まれてるような気がする。




もぞもぞと布団から顔だけ出して、暗い部屋の中でこっそり大輔くんを見る。





暗闇の中、私に背をむけて寝てる大輔くんが見える。





「大輔くん…寝た?」


「寝てへんよ」


「眠い?」


「ん~…どうやろ?ちょっと眠いかなぁ」




大輔くんが少し笑ってる。


私もさっきまでは眠かったけど、今は興奮して目が冴えちゃってる。







「ちょっと…喋っていい?」





なんだか修学旅行の夜みたい。

わくわくしてくる。

部屋も暗いせいか、いつもより素直に甘えれる。






大輔くんはこっちを向いて寝直す。



「はは、なんや優、俺がなんもせんって言うてから、めっちゃ喋るやんか」








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