[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「俺…鈴原のことが好きなんだ…よかったら付き合ってくれないか…?」


風がサァァァァ…と吹いた。

「ごめんなさい…私…先輩のことをそんな風には見れないから…。」


「そっか…でも学校では普通に話してくれよ?」


「はい!もちろんです!」
私はにっこりと笑ってそう言った。

「じゃあ、またな!」

先輩はそう言ってどこかへ行ってしまった。

そして私も教室へ向かった。
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