借金取りに捕らわれて
体で返済!?
一日、倉庫で備品整理やら資料の入ったファイルの整理をしているとあっと言う間に終業の時間になっていた。



その頃には朝の出来事は頭の片隅に追いやることが出来ていて、やっと片付き始めた倉庫を誇らしげに見つめていた。



やっと綺麗になってきたわね。今までここの担当だった人は何してたんだか…



この倉庫管理課に配属された当初は、仕事の多さに圧倒された。



膨大な備品は無造作に放置され、ファイルは種類もばらばらだし五十音順にさえなっていない。



でもかなりやり甲斐はあったし、結構今の仕事が楽しかったりする。



ここら辺で今日は切り上げよう。続きはまた明日。



そうして心地好い疲れと共に帰宅して、明日の仕事の手順を考えながら夕飯の準備をしている時だった。



不意に呼び鈴がなった。




こんな時間に誰だろ?




取り敢えず玄関へと急いだ。



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