私はどういうことなのかを聞きたかった。

人が亡くなるということを理解できたのも小学生のとき。

それが、死者に会うことができると聞いても、にわかに想像は飛躍しません。

彼は聖書を取り出して、ページをめくりながら私に説明しました。

「ほら、ここに、『この世は終わるのだ』と書いてあるでしょ。

そして『人間を羊と山羊に分ける』と書いてあるでしょ。

つまり、神様はこの世の中の現在のしくみを、すべて一度壊すんだ……」

話は、アダムとエバが創造されたことに始まって、サタンが現れて彼らを神に逆らわせたという宇宙全体に対する問題提起の話に移っていきました。

神様に従って生きるのが幸せか、自分たちの意思で自由に生きたほうが幸せなのか。

「結果として自由意思で生きた場合にどうなるのかという証明を、人類は6000年以上つづけてきたのだ」というのが、聖書の物語でした。

しかし黙示録では、「神の言うことを聞かない限り、人間は幸せにはなれない」と書かれる。

神様に従う人間は羊になり、従わない人間は山羊になる。