俺様彼氏とあたしの関係。
最高のクリスマス
【蓮司】



やべぇ…



フラつく…。



今日はクリスマスイヴ。



俺の店は女の客で賑わう。



俺がいるだけで売り上げが伸びる。



笑顔で接客…。



「蓮、撮影の時間だぞ!!」



鳴瀬に声をかけられて気付く。



「じゃあ後は夜に来る…。」

「くんな。お前顔色悪すぎ。今日はさっさと帰って寝ろよ。」

「悪いな鳴瀬…。」



体が重い…。



俺は店を鳴瀬に任せて車で撮影場所へ。



よりによって今日は外で春物の服の撮影。



死ぬぞ…。



「よろしくお願いしま~す♪」

「今日は今年1番の寒さだな…。」



勘弁してくれ…。



「蓮、もっと笑ってくれ!!」

「はぁい♪」



笑えば笑うほど具合が悪くなってくる…。



「じゃあ今年は終わり~♪蓮、来年もよろしくな!!」

「はい♪お疲れさまでした!!」



う゛ぅぅぅ…。



俺は車を寮の近くに借りてる駐車場に止めてから、タクシーに乗り換えて次の仕事場へ。



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