生まれ変わってもキミが好き【完結】


心の中で、何度も何度もそう繰り返しながら、あたしは店を飛び出して。




「小鳥遊!?」




背後で日下先生の声がしたけど、止まらずにそのまま走った。


靴ずれを起こした足と、心の痛みに涙しながら、ひたすら走った。





涙と一緒に、迷いも振り切るように、夜の街をあとにした。













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