恋する刑事(デカ)~君のハートに狙いをつけて~
私は足元の床をパンプスの踵で踏み、確かめる。



「・・・申し訳ございませんでした」


私は素直に左京にさんに詫びた。



「…感情のままに行動するのは…時として…周囲にメーワクがかかる。デカとして心愛は冷静さに欠ける」



それはボスにもいつも言われているコト。


まさか、左京さんにまで言われるなんてーーー・・・



「店に出てもらおうと思ったけど…無理だな…」



「・・・」



「俺の秘書でいいや~」



「秘書?私には…刑事と言う仕事が…」


「ヒマな時だけでいいよ」


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