推理はラテを飲みながら#00-全ケータイ小説読者への挑戦状-【完】


「まっ、それにな」


宗は、右足から姫子へと目線を移動させる。


「こんな若い女が抱きついてくれるんだから、運が悪いわけないわな。なんなら今から階段から転げ落ちようか。はっはっ」


大口を開けて階段をおりていく宗に、




――やっぱただの変態おやじか!!




毒づきながら、匠はすっかり忘れていたトイレへと急いだのだった――。




。● What is this mysterious taste?

< 61 / 258 >

この作品をシェア

pagetop