いつか、眠りにつく日
 風がまた髪をゆらした。

 顔を上げて太陽を見る。

 この世のすべてを照らす光。


___あっちの世界でも、太陽はあるのかな


 そんなことを考えながら目を閉じる。


 目を閉じても私は太陽の光を知っている。

 
 
 この先、何が待っているのか分からないけれど、その記憶だけで私は前に進んでいけるだろうか。





 

 

 
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