元恋人の甘い痛み【完】


「それじゃあ、行って来ます」

「ああ」


エレベーターに乗り込むと、先ずは二階へと向かった。一階は受付ロビーに待合室があったから特に見る必要はない。


やがてエレベーターが二階へと到着すれば、エレベーターから降りて辺りを見回す。


流石に二階は人の行き来が少なく落ち着いた雰囲気の中、営業部と書かれたガラス張りのドアから中を覗く。


中はとても広く、社員が結構いて賑やかな方だと思う。


< 38 / 709 >

この作品をシェア

pagetop