プラチナ・ラブ
必然の出会い
大翔side

雲一つない青空。

一点の汚れもない、真っ青な空。


その空を見上げる度に切なくなる。


なのに、気づいたらじっと見上げている。



「お前、またサボリかよ~」

「何か勉強する気しねぇ」

「みんなそうだっつーの!」


俺は浅海大翔―アサミ ヒロト―

西崎学園一のサボり魔として学年を渡って名を馳せている。

まぁ、ちょっとした有名人だ。


最初の方は教師も注意してきたが、今では何も言ってこない。


いつも屋上で空を眺めながらボーッとしている。


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