プラチナ・ラブ


今日もいつものように教室を抜け出して、俺は屋上に行こうとしていた。


どうせ誰も注意しない。

生徒は面白がって見てるだけ。

教師も諦めて見てみぬフリ。


これでいい。

これでよかったんだ。


誰にも深く関わってほしくない。


人なんて信じられない。

特に大人は――


俺は一人でいい。

一人なら傷つかずに済む。


ずっとそう思っていた。


アイツと出会うまでは……。


< 2 / 226 >

この作品をシェア

pagetop