恋愛温度(番外編も完結しました)

「このまま寝ような。

 安心しておやすみ。」


とつぶやくと

やがて規則正しい呼吸が耳元で聞こえてきた。


「もう。」


和司は勝手だけど、

それはちゃんと計算されていて

私に言い訳や、説明を求めたりしない。

優しさを押し付けるわけでもない。


こんな男が他にいるだろうか
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