あの日、守りぬくと誓った




日曜日だった。



母も兄もいない。
私は1人、家でくつろいでいた。




トゥルルル…



電話が鳴る。




家電
と言う事は、母の用事だろうか。






このまま無視しようと思ったが
電話は鳴り止まなかったため


仕方なく出た。





「…はい。佐藤で…」



《もしもしっ!?
佐藤さんのお宅でしょうか!》



大分慌てていた。


「?

はい、そうですが…」
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