~君という光~
翌日。

あたしは俯いて歩いていた。

すると後ろから、
「きいなぁ~、おはよ~…
 ってどした?」

透真が話しかけてきた。

「おはよ。
 あぁ、何もない。」

「そか?」

「そう。」

「なら、いいけど。」

心配してくれるのはとてもうれしい。

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