どおすれば

#2~2人きり~

「やっぱ1人っていいなあー」

がらがら

(誰か来た・・。)

「おーい!まみー?」

「あーなんだ、めいかw!」

(あー忘れてましたが明道中学校1年、部活動はテニス部の木山真望です。

こちらのめいというのは、私と保育園からの親友で、相談を乗ってもらっている

内田愛唯やで!)

「また、さぼってるん?」

「そやあ。先生に体調ちょっと悪いんで」

「休ませてくださいって言っといてや!やろ」

「さすが!めいちゃあん。大親友ーー」

「んじゃ、急ぐから!また来るわ」

「ういー。せんせーに言っといてや!」

「はいはーい。」

ガシャン。

(ねよーかな)

ガラガラ

「また、めいけー?今度はなんやああ・・・・。」

「めいっていうひとじゃなくてごめん」

「あー・・。あああ!さっきの!」

「さっきはごめん。謝られんくて。急いでたんや」

「あー別に大丈夫!てかなんできたん!?」

(めっちゃいい人やんけ)

「ちょっとけがしてさあ」

「どらどら」

「別にいって!」

「みせてみいw!こけたんか?」

「うん。体育でさ、こけた」

「あらー。ドンマイやな。んならうちが手当してあげるわ!」

「いいってー」

「そんな遠慮せんくていいんやあ」

「んじゃ、お願いします・・。」

キミの照れた顔。胸がなにかに突き刺さった。

私はあなたに恋をした
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop