「きゃーー!!南様ぁ!!」

「かっこいい!!」




校門付近に集まる女の子達。手を振りながらキャーキャー言っている。その姿はとても可愛らしい。




私も、あなた達みたいな可愛い子に生まれたかったなぁ。




笑顔を浮かべながら、手を振り返すと数人の女の子が倒れてしまった。




え?ハ…ハンドパワー……。




「南様!!これ、南様のために作ったんですけど!よかったら貰ってくれませんか!?」




自分の手を見つめながら首をかしげている私の前に、小柄な可愛らしい子が立っていた。




そして、小さな両手で握り締められた可愛らしいラッピングをした。お菓子を差し出される。




『え?くれるの?』




私の言葉に、コクンコクンと何度も頷く彼女の頭を微笑みながら撫でる。




『すっごくうれしい!ありがとね』




「きゃああああ!!ずるい!私も私も!!」



「私も作ってきたお菓子があるんです!!貰ってください!!」




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