「ちょ…ちょっとごめん!!」



私は奴を突き放し目を覚ました。危ないところだった。



そうだ私には彼がいるんだ。いけないラインを踏み超えるところだった。



「あっ…ごめん。」



テレビの姿からは想像できないようなボサボサの奴は、イタズラを怒られた子犬のように申し訳なさそうに見つめてきた。



「まっ落ち着こう…。」



自分に言い聞かせながら私は椅子から立ち上がった。



「あっ俺飲みもんとってくるわ」



ちょっと慌てて奴は部屋から出ていった。




この作品のキーワード
アイドル  OL  違う世界  漫画喫茶  秘密  素顔  スキャンダル  惹かれあう    すれ違う思い